管理人が実際に3ヶ月(4月〜6月)使い続けたTAC出版の「みんなが欲しかった!中小企業診断士の教科書」(通称・みんほし)のレビューです。コスパ重視で選んで後悔したか、それとも正解だったか、包み隠さず書きます。
みんほしとはどんなテキストか
TAC出版から刊行されている中小企業診断士1次試験対応のテキストシリーズです。最大の特徴は7科目を上下2冊にまとめていること。
- 上巻:企業経営理論・財務・会計・運営管理
- 下巻:経済学・経済政策・経営情報システム・経営法務・中小企業経営・中小企業政策
| 項目 | みんほし(上下2冊) | 科目別テキスト(7冊) |
|---|---|---|
| 価格 | 約3,500〜3,800円 | 約9,800〜11,000円 |
| ページ数 | 上下合計約1,200ページ | 合計1,600〜2,000ページ以上 |
| 情報の深さ | 標準 | 科目によっては深い |
| 持ち運び | 2冊で完結 | 7冊が必要 |
3ヶ月使ってよかった点
①コストが圧倒的に安い
7科目で3,500〜3,800円は素直に安い。独学で「まず1周してから判断する」アプローチをとる場合、最初に大金を使いたくない気持ちは自然です。みんほしならリスクを低く抑えて試せます。
②フルカラーで読みやすい
図解が多く、フルカラーで印刷されています。通勤電車でもページが見やすく、疲れた状態でも読み続けられました。白黒テキストに比べて視覚的な負担が少ない点は地味に重要です。
③ポイントの整理が上手い
「ここが大事」という部分をアイコンやボックスで明示してくれます。通読するだけで「この科目の頻出テーマ」がつかめる構成になっており、初学者にも優しい作りです。
正直に言うと足りない点もある
①1科目あたりのページ数が少ない
7科目を2冊に収めている都合上、各科目の記述は他のテキストより薄め。特に企業経営理論・経営法務は出題範囲が広いため、「みんほしだけでは網羅できていない論点」が存在します。過去問演習に入ってから「テキストに載っていない」問題に遭遇することが増えました。
②問題集が別売りで費用が増える
テキストだけでは演習ができないので、問題集や過去問集が別途必要です。「みんなが欲しかった!問題集」も合わせると、結局科目別テキストと同じくらいの費用になることもあります。
どんな人に向いているか
- 初めて学習を始める独学者
- まず全体像をつかんでから深掘りしたい人
- コストを抑えてスタートしたい人
- 通勤・スキマ時間に読みたい人(持ち運びしやすい)
- 2次試験まで見据えて深く学びたい人(別の詳しいテキストが必要)
- 1科目を徹底的に攻略したい人(科目別テキストの方が情報量が多い)
管理人の総合評価
「コスパ重視で全体像をつかむ最初の1冊」としては十分に機能しています。3ヶ月使ってみた正直な感想は「1次試験突破の下地はできる。ただし過去問でカバーが必要」です。
みんほしをサクッと1周 → 過去問・秒トレで演習を重ねる、という流れが独学者には現実的な活用法だと思います。



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